バーベキューに見る経済学だ

先日、職場のＢＢＱをしてきた。
鉄板を囲んで肉・野菜などを焼いて、楽しむ。

５０名ほどいるのに、自分の班は３名しかいない。
それはそれでいいのだが、鉄板の熱が熱いため、肉類のコゲが早い。

焼奉行のおばちゃんは、やたらと肉を入れたがる。

あっという間に、焦げる。

自分は、汚い鉄板で焼くのは嫌いだ。

鉄板もきれいに、おいしく食べたい。
そして何よりも、食材を残したくない。

そこで、フと思った。

これを経理・簿記、経済学的にＢＢＱを考察したら、どうなるだろうか？　と。

無駄なく食材を使いたい。残すのであれば、残す。

効率的なＢＢＱは、どうすればよいだろうか？　と。

ワイワイと楽しみたいアホが、大勢いる。

自分は食べないのに、やたらと食材を入れたがる。
鉄板に入れたまま、食材を放置してどこかへ行ってしまう。

他人が食べるから、自分に責任はない。そう思っているみたいだ。
人が満腹だと主張しても、また入れる。

焼けた肉の上に、さらに袋を破って肉を乗せてくる。
火力が強いから、下の肉は余計にコゲる。
その分、肉・野菜がムダになる。

こういう人は、仕事も無責任なんだろうな。
他人に責任を転嫁したがる可能性が、高い。

事前に準備した肉は、ジップロックの袋に入れて確保してある。
夏場だ。ジップロックの袋を優先しないといけないのに、市販の袋を先に破る。
食中毒が怖い。

多分持ち帰っても大丈夫だろうが、これで軽い損失が発生した。

ムダに、肉や野菜の損失を招いている。
鉄板もまた、丸コゲだ。再度焼いても、汚い。

「もう、入れるな」と注意しても、無視してまた入れる。

他のグループも、そろそろ満腹だ。
提供しても、食べてくれない。
ここにも、ムダが発生する。

全体を通してみる限り、どれだけの食材が廃棄処分されるのだろうか？
４割以上は、ムダにしていると思う。

女性もいるし、アルコールもあるから、食べるのに限界もある。
売る側としては、よいお客であろう。

１万円の食材の購入経費であれば、４０００円相当が損失となる。
雑損として、計上しよう。

損失を考えないで、ワイワイと騒ぎ、食べて残すほうが利口だろうか。
俺は、キレイに食べ残しもなく、ＢＢＱを食べたいものだ。